PROJECT STORY

動作確認機から実用機へ – 大豆選別機その4
「大豆選別機プロジェクト」は、プロトタイプ1号機が完成した事で次の段階に入りました。
1号機が「板金で製作可能かどうかを試す、試作のための試作機」だとすると、今回ご紹介する2号機では実際に使われる事を考えて改良を加えていきました。

長時間作業の負担を減らす

1号機との違いは、「脚」が改良された点をあげる事ができます。
選別機無しで大豆をより分ける場合、何しろ辛いのが「床に置いた大豆を選別するのに屈んだ姿勢をとり続ける」事だと伺いました。
ですので、脚を付けて適度な高さを持ち、少しでも作業が楽になるようにしてみました。
脚の高さは微調整ができるように作られています。

新たな就業機会を生み出す

「手動式」は、ぜひ実現させたいテーマでした。
まずは、電気が無くてもどこでも選別作業が出来る点や、どこにでも移動が可能であるという点。
そして、製品開発を始める当初、とある障害者施設の先生から「施設のみんなで作業ができたらとても嬉しい」という声を聞いていたからです。
もとより、「誰にでも使える選別機」というのは大切な要素ですから、適度なサイズと強度を持つハンドルを持つ、手動の選別機を目指しています。

選別する精度を高める

ハンドル回すとローラーが回り、シートがベルトコンベア状態で動きます。
1号機ではブルーシートを使用して動作を確認していましたが、2号機では選別精度を高めることができないかを試みました。
中心メンバーの大矢さんが様々な素材を探し、メンバーでテストを繰り返した結果、「デニム素材」が選ばれました。
表面に適度な抵抗があるので大豆の選り分けに適しており、比較的安価で丈夫。見た目も良くなって一石三鳥となりました。

メンテナンス性の向上

ローラーを支えるロッド部分にもバージョンアップを施しました。
ローラーの微調整が行える上、コンベア部分に使用している「デニム生地」の交換が容易に行えるようになっています。
メンテナンス性も、実用機に取って欠かせない大事な「基本性能」です。
プロトタイプ2号機をご紹介してまいりましたが、まだまだご紹介したい点が残っています。
後編は、次回「大豆選別機プロジェクト」の最終回にて。
大豆選別機ストーリー第5回に続く
この記事で取り上げている製品は、
大豆選別機(大豆選粒機)プロトタイプです。

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